スイスの公衆電話(2)
10年ぶり3度目のスイスの公衆電話。以前も写真を撮ってますが、新型らしいのがあったので撮影しました。ピンクの受話器にメタリックの本体というベースは継承しながらも、卵型のフォルムに大型の液晶ディスプレイを配してます。国際電気通信連合(ITU)の本拠地ですから、そう簡単に公衆電話か消えてしまっては困ります。
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10年ぶり3度目のスイスの公衆電話。以前も写真を撮ってますが、新型らしいのがあったので撮影しました。ピンクの受話器にメタリックの本体というベースは継承しながらも、卵型のフォルムに大型の液晶ディスプレイを配してます。国際電気通信連合(ITU)の本拠地ですから、そう簡単に公衆電話か消えてしまっては困ります。
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乗り継ぎで立ち寄ったことはあったけど、滞在したのは初めてだったコペンハーゲンで公衆電話を探しました。北欧の携帯電話普及率を考えると当然ですが、街中では公衆電話をまったく見かけず、あちこち探し回ってコペンハーゲン中央駅でようやく発見。
と思ったら、10年前に乗り継ぎで空港内をうろついた時に公衆電話の写真は撮っていました。しかも、2種類。まあ、せっかくなんで2年半ぶりに更新しときます……>公衆電話ウォッチ
コペンハーゲンでは路線バスの中でも無料の無線LANが使えたことに、驚いたというより呆れましたが(そこまでしてくださってありがたいけど、地元の人にはどんなメリットがあるのかという意味で)、そこまでネットが身近に迫っていると、公衆電話の出る幕はないですね〜。
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【12月4日追記】
政権公約、マニフェスト等が公表されたことを受けて、元データ(第46回衆議院議員総選挙-衆議院選挙2012 - 政策比較一覧)が更新されたので、それにそって再度分析しました。今回はクラスター分析でえいやっと政策により政党をグルーピング。それぞれの政策課題について賛成なら1、それ以外(反対、留保、不明)の場合には0とおき、Jaccard係数を非類似度として最長距離法によるクラスタリングを実施した結果が上図。 政策的に近いと考えられる政党が同じ枝に並んでいます。
第46回衆議院議員総選挙-衆議院選挙2012 - 政策比較一覧をもとに、各政党が主要政策課題にどのような対応をしているか対応分析で図にしてみた。まだ個別の政策課題について方針が公表されていないところもあるので、今後変わっていく可能性があるけど、何かの参考になるかも。図の左橋に重なって判読しにくいのは、社民党と共産党です。
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昨年スタートしたFMラジオ放送IP同時再送信サービスであるドコデモFMが、先週金曜日(10月26日)から今日で5日間使えない状態が続いています。原因はdocodemo.fmというドメイン名の更新忘れだったようですが、状況を分析するに、もはや「ドメイン名を復活させてください」とお願いして解決する段階ではないのかもしれないなーと思います。となると、docodemo.fmを復活させるよりも、新しいドメイン名を取得して、それに対応したアプリアップデートを配布し直すほうが早いかもしれません。もちろん、ドコデモFMのファンとしては少しでも早く原状復帰してもらいたい気持ちは一杯ですが。
ドメイン名政策の研究をしているドコデモFMの大ファンが勢い余って書いてしまった今回の経緯や背景の分析です。推測に頼った部分も少なくありません。そのことを踏まえてお読みください。
■ドコデモFMとは
ドコデモFMは、スマートフォン向けのFMラジオ放送IP同時再送信サービスである。専用のアプリケーションと、スマートフォンの携帯データ通信や無線LAN通信を利用して、Japan FM Network(JFN)系列約40のFMラジオ局の放送を、広告や時報と一部の番組・内容を除いてほぼそのままの形で聴取できる。
同サービスは、東京FMと同社の子会社のジグノシステムジャパンにより、2011年12月5日に提供が開始された。当初はNTTドコモのスマートフォンだけに対応していたが、現在は携帯電話事業者に関係なく、iPhone/iPod touch/iPad、Android対応端末であれば携帯データ通信または無線LAN通信によって利用できる。初回利用日から31日間は無料で、その後は月額350円(iPhone/iPod touch/iPad)または315円(Android端末)の利用料金がかかる。利用は国内に限られ、海外からは利用できない。
同種のサービスとしてKDDIのLismo Waveがある。Lismo Waveは2011年1月26日にサービスが開始され(月額315円)、ドコデモFMの対象局以外のFM局も聴取できる。また、radiko.jpもラジオ放送のIP同時再送信を行っているが、これは再送信されるのはその地域で受信できる放送局に限定されている。
■障害の内容と経緯
2012年10月26日(金)16時ごろから、ドコデモFMアプリを起動すると、「ネットワークエラー」が表示され、IP同時再送信が聴取できなくなる障害が発生した。同時にドコデモFMのウェブページやメールアドレスも利用できなくなった。
【経緯】
なお、ドコデモFMに関する情報提供やサポートはドコデモFM専用のホームページを通じて行われていたが、今回の障害により、ホームページへのアクセスも遮断されてしまったため、サービス提供側にとってもツイッター以外の情報提供手段をもたず、障害関連の情報もツイッターで行われることになった。
■障害の原因
今回の障害は、ドコデモFMのサービス提供に使われていたドメイン名(docodemo.fm)が失効し、ドメイン名からIPアドレスへのドメイン名解決ができなくなったことが直接的な原因である。
.FMとはミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia)に対応した国別トップレベルドメイン名(ccTLD)である。.FMは、FMラジオ放送の「FM」と同綴であることから、同国内の個人、企業以外にも、世界中のラジオ放送関係者に対して積極的に販売されており、ドコデモFMもこのような背景から.FMを利用したものと考えられる。
.FMの実際の管理運営を行う「レジストリ組織」は、サンフランシスコに拠点をもつBRS Media社である。同社は、.FMの管理運営にあたっては「dotFM」とのブランド名を使用している。同社は、ブランド価値のあるドメイン名をオークションやプレミアム価格で販売していることでも知られるほか、AMラジオ放送を想起させる.AM(アルメニアのccTLD)の管理運営も並行して請け負っている。
.FMのドメイン名登録者情報を登録したWHOISデータベースによれば(2012年10月31日10時40分現在)、docodemo.fmは、2011年10月4日22:23PDT(アメリカ太平洋夏時間)に東京FM名義で取得され、有効期限はその1年後の2012年10月4日22:23PDTまでとなっている。有効期限が1年間なのは、複数年契約を設定変更していない.FMの利用規約によるものである。
さらに、WHOISデータベースには、2012年10月25日(木)09:18PDTにドメイン名の管理情報が変更された記録がある。現在の登録者情報から判断するに、この時変更された可能性がある項目はDNSサーバ情報である。DNSサーバ情報は、docodemo.fmというドメイン名をドコデモFMが実際に使用するサーバのIPアドレスに正しく関連付けるために不可欠な情報だが、これが2012年10月25日(木)09:18PDTの段階でexpired.dot.fmおよびdomain.dot.fmに変更されたと見られる。登録名義人や連絡先など、それ以外の項目は、少なくともWHOISデータベース上は現時点でも東京FMのままである。
expired.dot.fmおよびdomain.dot.fmは、失効アドレスを一時的に保留にするためにdotFMが設定した監理用のサーバ(あるいはダミー)であると思われる。そのために、ドメイン名とIPアドレスの関連付けができず、その結果ドコデモFMアプリケーションがIP再送信を受信することができなくなったものと思われる。
■考察
WHOISの記録を見る限りでは、docodemo.fmの有効期限は本来であれば2012年10月4日22:23PDTに終了していたはずである。通常、ドメイン名の有効期限が終了する前には、更新の案内が1回以上行われる。また、監理ドメイン名に移行したのが2012年10月25日(木)09:18PDTだったとすれば、有効期限の終了後、移行処理までには3週間の猶予期間があったことになる。レジストリ組織としては、事前の意志確認の後、一定の猶予期間を経ても更新の手続きが取られなかったために、ドメイン名の失効処理を進めることになったのだと思われる。
10月30日(火)21:23のドコデモFMの公式アカウントによるツイートでは、docodemo.fmの継続利用のための申請を10月26日に行ったと説明されている。ところが、前述の通り、WHOISデータベースの変更記録を見ると、2012年10月25日(木)09:18PDT、日本時間の10月26日(金)01:18にドメイン名の設定変更が行われたことが確認できる。この変更が、DNSサーバを監理用サーバに変更したことを意味するのだとすれば、docodemo.fmは、この時点ですでに失効処理の対象となっていた、つまり登録者であるドコデモFM側は利用継続申請の権利を喪失していた可能性がある。
仮定に仮定を重ねる議論になりかねないが、仮にこのような手続きを経た上で、dotFMがdocodemo.fmの失効処理に進めたのだとすると、ドメイン名の原状回復は困難だろう。ドメイン名の登録手続きの制定をめぐっては不正利用や、正当な権利者の権利侵害を防ぐことに最大限の配慮が払われてきた。利用規約上、10月26日の時点では、ドコデモFM側はdocodemo.fmについて正当な権利がある状態にはない。dotFMが不用意にドメイン名を元に戻せば、今度はdotFMが正当な手続きによらず恣意的に特定のドメイン名登録者を優遇したとみなされるおそれがある。現時点では第三者にドメイン名が割り当てられたわけではないので、回復は不可能ではないと思われるが、少なくとも弁護士が入らずに解決できる段階ではもはやないのではないだろうか。
■今回の教訓
現時点で、ドコデモFMの障害はまだ解決していないが、今回はスマートフォン時代のドメイン名とアプリケーションプラットフォームに関するいくつかの重大な問題を含んでいる。
ドメイン名の失効によるトラブル自体はそれほど珍しいものではない。1999年にはMicrosoft社のhotmail.comが更新忘れで失効しているほか、国内企業でもソフマップ(当時)のsofmap.comが同じく更新忘れで失効するなどしている。しかし、今回のケースは、そのようなケースとは違う側面がある。それは、docodemo.fmはスマホアプリであり、そのスマホアプリを利用するときにほとんどの利用者はドメイン名を意識しないということである。
ドメイン名とは、本来は、何らかの意味をもったラベル(mnemonic)を数字の羅列にすぎないIPアドレスに割り当てることで、人間の記憶や識別上の利便性を向上しようとしたものである。ウェブページのURLや電子メールのアドレスを考えれば理解できるだろう。しかし、これは、人間の利用者の利便性であって、アプリケーションの背後で行われるサーバとの通信では、ドメイン名であろうとIPアドレスであろうとあまり関係がない。今回のように、機械にとって特にメリットのないドメイン名がサービス障害の原因となるというのは極めて残念なことである。
もっとも、ドメイン名をもつことには、もう一つ管理上の意味がある。それは、サーバの移転など、IPアドレスを技術的な事情で変更しなければならなくなった場合、利用者とドメイン名、ドメイン名とIPアドレスという2層構造にしておくことで、IPアドレスを変更しても、利用者は同じドメイン名を使って引き続きアクセスすることができるなどの利点もある。その点では、サービス提供用のサーバをIPアドレスではなく、ドメイン名を使用することには以前として合理性がある。
その意味では、事業者にとっては、このような事態が発生した時に対応しやすいドメイン名を選択することも必要だろう。.FMはアメリカ企業がその管理運営を行っており、時差や言葉の問題もあるため日本からの問い合わせや依頼に、こちらの期待するようなタイミングで応えてもらえないことも考えられる。
もう一つ、今回の一件で改めて浮き彫りにされたのは、スマートフォンのアプリケーションプラットフォームにける補償の難しさである。今回、ドコデモFMが利用できなくなったことで、事業者側も「補償」を検討したが、アプリケーションプラットフォームの機能上の制限で返金処理ができないため、割引期間を延長するという措置を取らざるをえないと説明された(iTunes Storeの場合)。今回のように利用者には何の責めもない場合も想定されるため、消費者保護の観点からは、課金停止や返金処理への柔軟な対応が今後は求められることになるだろう。また、コンテンツやサービスの提供事業者側からすれば、売り上げのかなりの割合を手数料として徴収されている。利用者と事業者の両方が納得できる水準のサービスがプラットフォーム事業者には期待されて当然だろう。
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早くも2泊でヤルタを後にし、モスクワ経由で日本へ。再び80kmの道のりをぶっ飛ばし、シンフェロポリへ向かいます。帰りは乗り継ぎに時刻表上6時間あったので、モスクワ市内をピンポンダッシュさながらの超特急観光(そのつもりでトランジットビザも取っておいた)。何とか、赤の広場とワシーリー寺院だけ観て、足早に空港へ戻りました。初モスクワはあまりに慌ただしかった。
レーニン廟
工事資材が積まれているのは、貼ってあったポスターから判断するに9月1日からの国際軍楽隊フェスティバルとやらの準備のための模様。レーニン廟の改修工事とか撤去工事ではありません。
ワシーリー寺院(ほとんどアリバイ程度にしか観ていない)
始めてアエロフロートに乗ったときは、モスクワから関空(まだ関空便があった頃)到着が遅れて、しかも荷物が出てこなくて、ロストとか別送の手続きをしてたら、羽田便に乗り遅れそうになったり、後日自宅に届いたスーツケースが破損してたり、と色々ありましたが、今回はそういうトラブルも一切なし。シェレメチエボ空港といい、アエロフロートといい、最近のロシアの発展ぶりを見るようです。
帰国後、書棚にジョン・スタインベックがロバート・キャパと一緒に当時のソ連を訪問した時の旅行記『A Russian Journal』があるのを思い出し、ウクライナのところを再読。スタインベックとキャパに親交があったことを知るのも面白いし、ウィットの聞いたスタインベックの文章を通じて、茶目っ気たっぷりのキャパの性格が伝わってきたりするのも楽しい。キャパのポートレートもよいです。
ウクライナの農村で、夫を2度亡くしたという婦人に向かってキャパが「じゃあ、次はぼくと結婚しますか?」と聞いていますが、その後の彼の運命を思うと切なくなります。もっとも、その婦人は「神様が人をお造りになる前にキュウリにでも相談なさっときゃ、世の中の女がこんな不幸な目には遭わなかっただろうにね」と軽口で答えてます。いや、ホント、そうだったかもしれません。
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ヤルタは今回の旅のハイライト。ヤルタ市外の見所であるリバーディア宮殿、アループカ宮殿、燕の巣をお得に束ねた3点セットの日帰りツアーがあったので、それに参加することに(210グリブナ/人)。このツアーは、ロシア人のロシア人によるロシア人のためのツアーだったので、当然というか外国人は我々のみ。他の参加者からは「何だこの東洋人たち」と思われたことでありましょう。
さて、ヤルタと言えばヤルタ会談。第二次大戦中の連合国首脳が戦後処理を話し合った、このツアーでも立ち寄ったリバーディア宮殿でのことでありました。しかし、このツアー、リバーディアの中には入らなかったのです。残念。やはり枢軸国の人間は入れてもらえないのだと自分に言い聞かせるも、何とも残念なことでありました。
リバーディア宮殿
アループカ宮殿の池にいた白鳥
日本語的には池なのですが、ガイドは繰り返しозеро(湖)と言っていました。湖に浮かぶ白鳥とくれば、嘘のようなホントの話で『白鳥の湖』の旋律を口ずさむ方もおりました。アループカ宮殿の見物を終えて、あと少しでバスに乗ろうかというタイミングでまた豪雨。夏だからなのか、ヤルタだからなのか、クリミア半島だからなのか分かりませんが、ヤルタ滞在の2日間で2回も豪雨に見舞われ、ずぶ濡れになりました。
燕の巣
今回、ヤルタでも、オデッサでも、キエフでも日本人にはまったく遭遇しませんでした。唯一見かけたのが、この日の晩にヤルタのチェーホフ記念劇場で観たバレエ(これも白鳥の湖でした)に出演ていたバレリーナの方。パンフレットを見ると、イシカワ・チサトさんという名前があったので、きっとこの方でしょう。ロシア人、ウクライナ人のお人形さんみたいなお嬢さんたちに混じってバレリーナをやり続けるのは相当なご苦労もあることでしょう。今後のご活躍に期待します。
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オデッサ駅を出発して12時間余り、昼過ぎにシンフェロポリ駅に到着。ここからヤルタへは、中央分離帯もなければ信号もほとんどない80kmほどの一般道を自動車で移動しました。トロリーバスやポンコツ車を最高時速130kmぐらいでびゅんびゅん追い抜き、2時間ほどでようやくヤルタに到着です。事故が心配な人は、運転手にゆっくり行くようお願いするか(でも、言うこと聞いてくれないかも)、トロリーバスに乗ってのんびり行くことをお勧めしマス。
行く前にチェーホフの「犬を連れた奥さん」をわざわざ読んでいったのですが(映画の『子犬を連れた貴婦人』は学生時代に観た)、当時こんな距離を馬車とかで移動していくのはさぞかしご苦労だったことでしょう。海岸通りには「犬を連れた奥さん」に描かれる奥さんことアンナ・セルゲーヴナと、その不倫相手のドミートリイ・ドミートリチの像がありました。まあ、日本でいうと「金色夜叉」の貫一お宮ってところでしょうか。話の筋はずいぶん違うけど。
着いてそのチェーホフの家(を博物館にした施設)へ。肺を患ったチェーホフが療養を兼ねて滞在した家が博物館になったもの。食堂やら書斎やら客間などを眺めていると、外では雨が降り始め、あっという間に最近の日本のゲリラ豪雨も真っ青なほどの大雨に。ヤルタの街は、神戸のような地形で、街の裏手にはけっこう急な山が迫っていて、その中腹にチェーホフの家やらサナトリウムやら民家が立ち並んでいます。その隙間を轟々と流れる雨水で道路はあちこちで冠水、というか、川になってました。しかし、帰りのマルシュルートカの運転手はその冠水する急な坂を物ともせず運転し、しかも運転中、左手でハンドルを握りながら、右手で乗客から料金を受け取りお釣りを渡す強者でした。ちなみに、豪雨は2時間ぐらいで収まり、それまでの雨が嘘のような晴れ間も出現しました。
大雨になって出て行く雨宿り。
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昼間はオデッサめぐり。沿岸クルーズ船に乗ってみるが、何時に出発するとかどこにも書いてません。客がある程度乗船したら出発ということなのかもしれませんが、そのわりには出航が近くなると「あと8分で出発します」、「あと7分で出発します」、あと「1分です」など妙に細かいカウントダウンをしていたのが奇妙でした。何というか、妙なところに律儀というか。
呼び込み文句では所要時間40分と言ってますが、実際にはもう少しかかります。しかし、沿岸クルーズというのに何の観光案内も何もなし。桟橋を出発して、沿岸を眺めて、桟橋に戻る、だけ。もっとも、そこまでロシア語が分かるわけでもないので実害もなし。
夜に、夜行列車でクリミア半島随一の保養地ヤルタ、への玄関口であるシンフェロポリへ出発。携えていったiPadでチェブラーシュカの「青い列車」の歌を繰り返し聞いて気分を盛り上げます。
写真はコンパートメントの風景。2人個室を取りました。
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この日は午前中、飛行機の時間までささっとキエフ市内を散策し、午後は空路黒海を望む港町オデッサへ。オデッサ空港から市内へは、まとわりつく白タクの運転手を振り切り、マルシュルートカで2.5グリブナ/人。キエフのホテルで空港までの車を頼んだら350グリブナと言われたので、その格差100倍でした。
写真は正面から見たオデッサ駅。
オデッサと言えばこれでしょう、というぐらい有名なポチョムキンの階段。
この階段を伝わって港に行けるのかと思いきや、階段と港の間には結構交通量の多い道路があり、しかも歩道と車道をガード柵が隔ててます。
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