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2005.03.16

お笑い電子申請

最近、電子申請を受け付けるお役所が多くなってますが、その実態は「Word申請」あるいは「PDF申請」みたいなことになっていることがあります。以前、研究助成の申請を文部科学省系の団体宛に行なったときがまさにそれで、実は電子申請初体験だったこともあり、ショックだったというか、お寒い気がしたことを思い出します。

電子申請というからには、申請内容はすべてスキーマ・ベースになっているものかと思いきや、スキーマ・ベースで入力できるのは、申請者の所属とか名前とか、タイトルとか、そういうことだけで、申請内容本体はフリーテキストだったのです。まあ、フリーテキストでないと、逆に申請書が書きづらくてしょうがないという向きもあるでしょうから、この辺が妥協のしどころかなと思いますが、マークアップ言語が今の仕事をすることになったきっかけだったわたくしとしてはさびしい限り。もちろん、電子証明書を使ってネットワークで申請書を送付できることの意味は少なくないですが、電子申請というごっつい名前にはマッチしてないなあと思います。

ところで、電子申請書に必要な証明書は印鑑と同じものです。ところが、それを使う担当者にそのような理解がまったく欠けていて、本来なら組織内での決裁を経て電子申請書を利用して書類の提出を行なわなければならないにも関わらず、勝手に証明書を使って申請書を出してしまうケースがあるようです。というか、わたくしの身近でそういうことが起きていたことが判明しました。例えるなら、公印を持ち出して勝手にハンコついて、書類を送ってしまったことになるわけなんだけど、当人には申請のときにその辺りを確認してくれと言った気がするんだけどなあ。トホホ。

とか、考えていたら、勤務先の「アカウント申請書」(ネットワークのアカウントとかお願いするときの書類)なるものも、なんか不思議なことになりました。今まで手書きでチェック項目に書き入れていた×印が、マクロで入力できるようになりました(ので、今後は手書きせず、印刷したものを提出してください)とのこと。

それって結局印刷して押印して提出するわけだから、作業の過程で入力しなおしたときに、うっかり誤入力するとかいうリスクは全然減ってないんですけど。そういうプロセスの問題に気付いて欲しいから、わたくしこの書類はいつも手書きで出してたんですが、その思いは伝わらず、違う方向に話が行ってしまった様子です。そんなマクロ作るのにかけた時間がもったいない。

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