ナイジェリア・レターをもらってしまう
職場のメールボックスを見ると、ナイジェリアの切手(と思われる切手)が貼られた手紙が来ているではないですか。最近、海外の人を日本の会議に招待する仕事をやっていたので、その中の誰かが送ってくれたものかと一瞬思うものの、ナイジェリアからの参加者はいなかったので、そういう手紙ではないはずのことに気付きました。……ってことは、あれか。
と思い、手紙を開封してみると、やっぱりあれでした。ナイジェリア・レターでした。
今までメールのものはそれこそいちいち数えてらんないぐらいたくさん受け取ってますが、郵便できたのは確かこれが初めて(しかも同時に2通来た)。わくわくしながら内容を読んでみれば、現地の銀行職員を称する人物が、誰も忘れてしまった休眠口座に残っている3,200万ドルをこっそり現金化して着服したいから手を貸してくれと依頼する内容。
無地の白い紙にインクジェット・プリンターで印刷して、最後にちょこちょこっとサイン(らしきもの)をした程度の体裁で、内容的にも緻密さに欠けるお粗末なもの。しかも、「口座の最初の持ち主が日本人だった」などという「そんなやつおらんやろぉ」な内容でした。しかも、この手の詐欺レターが人の善意に訴えるものが多い中、この手紙で依頼されているのは、明らかに業務上横領の共犯だし。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント