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2006.04.09

Department of Constitutional Affairs

今書いている報告書で、イギリスの'Department for Constitutional Affairs'を「憲法問題省」と訳しかけたところで、ふと思いとどまりました(どういう報告書で、何でこんな言葉が出てくるのかはさておき)。そう言えばイギリスには成文憲法がないわけで、ここでいう'constitutional'を、単純に「憲法に関わる」と訳してはいけないような気がしてきたのです。もちろん、成文憲法をもたないイギリスの憲政史的な細々を踏まえ(たつもりになっ)て、あえて「憲法問題省」と呼ぶ手もありなんだけど。

日本の役所では「憲法事項省」とやっているようです(こことかこことか)。確かに「憲法問題」では、まずいよな。

「憲法省」と訳している人もいるみたいですが、秀逸だったのはウィキペディアの「大法官」に関する説明にあった「国体省」。確かに、'constitutional affairs'とは、その国のありかたに関わる事項なわけで、そういう意味では「国体省」というのは訳としては素晴らしい(気がする)。

でも、この訳を使うとなると、今度は日本の憲政史の文脈から「国体」という言葉がもつニュアンスを無理矢理引きはがさなければならないので、ちょっとしんどいかな。

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