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2006.07.30

MacBookでTeslaが動く!……状況整理

あちこちで、intel macでもteslaが動いたという報告があるみたいなので、ここらで一つ状況をまとめてみようと思い立ちました。他にも「動いたぞ」という組み合わせがあれば、ご一報ください。表中のマル、ペケは要否を示すものではなく、それぞれの動作事例において、該当作業をしたかどうかということにすぎませんので、読み方にはご注意を。

機種 動作 *.xcode更新 ソース修正 ビルド 備考
MacBookシロ
Intel Core Duo/1.83GHz
Mac OS 10.4.6
× 参照
MacBookクロ
Intel Mac mini
Intel Core Duo/1.66GHz
OSX 10.4.7
× 参照
MacBook Pro 17 × 参照
MacBook Pro 17 参照

Dsc00200写真はまったく本文と関係ありませんが、先週京都・嵐山に行ったときの写真。わたくし、学生時代に6年も大阪に住んでいたのに、嵐山には行ったことがなかったのです(その手前の桂には何度も何度も行った)。市内とは違った落ち着きのある素晴らしいところでした。このひと月程の心の穢れが洗い流される思い。

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2006.07.17

MacBookでTeslaが動く!……追加情報

MacBookというか、Intel MacでのTeslaのビルド&インストールですが、mixiの「親指シフト」コミュニティでakitamさんという方から以下のアドバイスをいただきました。わたくしの手順(とは言えないような単純な手順)ではうまく行かなかったので、ソースを若干修正してみたとのことです。転記して差し支えないとおっしゃってくださったので、こちらに転記しておきます。

MacBook(黒)を購入し、アップデートをかけ10.4.7の状態で、teslaをインストールしたところ、いくつか問題が出ましたが、暫定的に次の様にして動くコードを作りました。

(1) カーネルのライブラリのバージョンを合わせる。
kextのプロジェクトをビルドする時に、
Xcodeの「グループとファイル」にある◎ターゲットの下の◎Teslaをダブルクリックする。(Teslaが見えないときには◎ターゲットをクリック)
◎ブロジェクト"Tesla"のターゲット"Tesla"という一覧が出る。その左側のサマリーのInfo.plistのエントリーの詳細設定ビューをクリック
右にプロバティーリストが表示される。
プロバティリストのOSBundleLibrariesをクリックすると以下のプロパティと対応する値がでる。値をそれぞれ最新のものに変更する。
(ターミナルでkextstatを実行すると表示されます)
私のMacBook(10.4.7)では次の値です。
com.apple.iokit.IOHIDFamily 1.4.8
com.apple.kernel.bsd 7.9.9
com.apple.kernel.iokit 7.9.9
com.apple.kernel.libkern 7.9.9
com.apple.kernel.mach 7.9.9

(2) Undefined symbols(IOHIDSystem.stop(IOService))への対処
新しいバージョンでどのライブラリーにあるか不明でしたので、ヘッダーファイルを書き換えました。
スポットライトで(ヘッダーファイル)IOHIDSystem.hを探す。
kextのプロジェクトにコピーする。
(ヘッダーファイル内の)関数stopをコメントアウト
// virtual void stop(IOService * provider);
ちょっと乱暴だが次のinclude指定もコメントアウト
//#include "ev_keymap.h" /* For NX_NUM_SCANNED_SPECIALKEYS */

このヘッダファイル名を適当に変える(例えばIOHIDSystemFix.h)
Tesla.cppのヘッダーインクルードを先のファイルに変更する。
#define private public
//#include
#include "IOHIDSystemFix.h"
#undef private
-----
これでビルドすれば、とりあえず動くkextができます。
−−−−−
※このstop関数はMacOSX10.3.9.sdkのIOHIDSystem.hには存在せず、Mac10.4u.sdkに含まれています。
※IOHIDSystemのstopが含まれているライブラリーがあるのかもしれませんが探していません。
※とりあえず、stop()はTeslaのコードでは使われていないので、避けることで対処しました。
-----
他のインテルマックでも同様の手法で動くかもしれません。自己責任で挑戦してみてください。

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MacBookでTeslaが動く!……誤謬と訂正

ふた月前にご報告した「MacBookでTeslaが動く!」の誤謬と訂正です。コメントでも指摘していただきましたけど、3〜7行に書いてあったコピー操作の際のディレクトリの位置が間違ってました。その訂正をした手順を今さらですが掲載しておきます。

  1. SourceForge: teslaの Download tarball をクリックしてソースコードをダウンロードする(後述のターミナルでのコマンド入力と関係しますので、ここではデスクトップにダウンロードしてください)。
  2. ダウンロードしたtesla.tarをダブル・クリックしてアーカイブを展開する(teslaというディレクトリの中に、prefとteslaという二つのディレクトリがあるはず)。
  3. Desktop/tesla/tesla/kext/Tesla.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
  4. 新しくできたDesktop/tesla/tesla/kext/Tesla.xcodeprojをダブルクリック。
  5. Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。
  6. Desktop/tesla/tesla/pref/pref.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
  7. 新しくできたDesktop/tesla/tesla/pref/pref.xcodeprojをダブルクリック。
  8. Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。
  9. Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/scriptChecker.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
  10. 新しくできた Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/scriptChecker.xcodeprojをダブルクリック。
  11. Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。
  12. ターミナル.appを起動して下記のコマンドを入力。パスワードを聞かれたら自分のログインパスワードを入力。
  13. sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/kext/StartupItems/Tesla /System/Library/StartupItems
  14. sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/kext/build/Development/Tesla.kext /System/Library/StartupItems/Tesla
  15. sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/pref/build/Development/Tesla.prefPane /Library/PreferencePanes/
  16. sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/build/Development/scriptChecker.app /Applications
  17. Mac本体を再起動
  18. システム環境設定/アカウント/ログイン項目にscriptCheckerを登録。
  19. scriptCheckerを起動。

ところで、わたくしが試したのは5月に発売されたMacBookシロ(Intel Core Duo/1.83GHz)です。ただし、Macと親指シフトの掲示板を見ると、Intel iMacとかでも動作してる様子。皆さんめげずに頑張りましょう。

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2006.07.02

ブラジルの公衆電話

恒例の公衆電話シリーズ。

Dsc00143色といい、形といい、意外性というか、面白さがありません。わたくしたちの滞在中は、ワールド・カップの時期だから、ということでもなさそうなのですが、ナショナル・チームの黄色と緑のユニフォームを模したTシャツをはじめ、町中いたるところで黄色と緑を組み合わせた装飾を見かけました。なのに、公衆電話はどれも青が基調なのです。しかも、何というか安物のペンキみたいな気の抜けた青。

Dsc00144 Dsc00145

Dsc00146しかも、電話機が青いだけじゃなくて、電話機の覆いまで似たような色なのです。街なかでは確かに目立つのですが、こういう色だとクロマキー合成でもしたくなりますね(ならない?)。

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NRT-JFK-GRU-CGH-SDU-CGH-GRU-JFK-NRT

ブラジルより昨日はるばる帰って参りました。サンパウロからニューヨークまで9時間、ニューヨークから成田まで13時間。JFKでのトランジットの時間を入れると、サンパウロでのドア・クローズから成田でのドア・オープンまで25時間近くかかったことになります。機内食が都合4回出ます。しかも、機内はほぼ満席。結構需要があるものなのですね(まあ、VARIGが経営破綻で運休中ってこともあるのかな)。

今回のブラジル出張は二つ目的がありました。一つはiSummit '06というイベントに出席すること。もう一つは、この機会にブラジルのインターネットや情報通信の動向について専門家の話を聞いてくるということでした。

Dsc00129iSummit '06は、ひと言で要約すれば、クリエイティブ・コモンズのためのイベントだったのですが、今回のこの会議では、科学技術知識へのオープン・アクセスや、伝統的知識と文化遺産のような関連トピックも積極的に取り扱われていたり、クリエイティブ・コモンズを使った創作活動に関する議論が積極的になされていたり、と、昨年のiSummitと比べると極めて意欲的な内容でした。むしろ、クリエイティブ・コモンズの話があまり出てこなかった気がするぐらい。写真はハイファ大学(イスラエル)のElkin-Koren教授。曰く、クリエイティブ・コモンズが提唱するカスタマイズ可能な'Some Rights Reserved'という発想は、著作者による著作権のコントロールを過度に強調することになりかねず、その場合、本来クリエイティブ・コモンズが目指した自由な著作物の流通と共有という理念を妨げかねない、と。

もう一つの目的であるブラジルのインターネットと情報通信の動向の調査ですが、こちらは高等教育機関向けネットワークの運営組織であるRNP、FGVロースクール、JETROサンパウロ事務所、インターネット運営委員会(CGI.br)、KDDIブラジル、無料ISPのOrolix、サンパウロ大学コンピュータ科学科、サンパウロ大学日本語学科、NTTブラジル、といったところで、通信政策研究や通信ビジネスに身を置いている人を中心に話を聞いてきました。サンパウロ大学日本語学科では、大学時代のツテで期末試験が終わったばかりの学生を(半ば無理矢理)集めてもらって、若者から見たインターネットのことなどを聞かせてもらいました。

標題のNRT-JFK-GRU-CGH-SDU-CGH-GRU-JFK-NRTは今回利用した空港の3レター・コードを利用した順番に並べたもの。マニアックですみません。

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