« 2012年夏、ウクライナ紀行(その4):日中オデッサ、夜列車(8月17日) | トップページ | 2012年夏、ウクライナ紀行(その6):ヤルタ2日目(8月19日) »

2012.08.23

2012年夏、ウクライナ紀行(その5):ヤルタ(8月18日)

オデッサ駅を出発して12時間余り、昼過ぎにシンフェロポリ駅に到着。ここからヤルタへは、中央分離帯もなければ信号もほとんどない80kmほどの一般道を自動車で移動しました。トロリーバスやポンコツ車を最高時速130kmぐらいでびゅんびゅん追い抜き、2時間ほどでようやくヤルタに到着です。事故が心配な人は、運転手にゆっくり行くようお願いするか(でも、言うこと聞いてくれないかも)、トロリーバスに乗ってのんびり行くことをお勧めしマス。

行く前にチェーホフの「犬を連れた奥さん」をわざわざ読んでいったのですが(映画の『子犬を連れた貴婦人』は学生時代に観た)、当時こんな距離を馬車とかで移動していくのはさぞかしご苦労だったことでしょう。海岸通りには「犬を連れた奥さん」に描かれる奥さんことアンナ・セルゲーヴナと、その不倫相手のドミートリイ・ドミートリチの像がありました。まあ、日本でいうと「金色夜叉」の貫一お宮ってところでしょうか。話の筋はずいぶん違うけど。

P1020904_3

着いてそのチェーホフの家(を博物館にした施設)へ。肺を患ったチェーホフが療養を兼ねて滞在した家が博物館になったもの。食堂やら書斎やら客間などを眺めていると、外では雨が降り始め、あっという間に最近の日本のゲリラ豪雨も真っ青なほどの大雨に。ヤルタの街は、神戸のような地形で、街の裏手にはけっこう急な山が迫っていて、その中腹にチェーホフの家やらサナトリウムやら民家が立ち並んでいます。その隙間を轟々と流れる雨水で道路はあちこちで冠水、というか、川になってました。しかし、帰りのマルシュルートカの運転手はその冠水する急な坂を物ともせず運転し、しかも運転中、左手でハンドルを握りながら、右手で乗客から料金を受け取りお釣りを渡す強者でした。ちなみに、豪雨は2時間ぐらいで収まり、それまでの雨が嘘のような晴れ間も出現しました。

大雨になって出て行く雨宿り。

|

« 2012年夏、ウクライナ紀行(その4):日中オデッサ、夜列車(8月17日) | トップページ | 2012年夏、ウクライナ紀行(その6):ヤルタ2日目(8月19日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3920/55489321

この記事へのトラックバック一覧です: 2012年夏、ウクライナ紀行(その5):ヤルタ(8月18日):

« 2012年夏、ウクライナ紀行(その4):日中オデッサ、夜列車(8月17日) | トップページ | 2012年夏、ウクライナ紀行(その6):ヤルタ2日目(8月19日) »