アメリカの電子投票
アメリカでは2000年の大統領選挙の失態もあって、電子投票に注目が集まっているらしいです。ちなみに電子投票というのは、オンライン投票ではなくて、投票所に行って、投票ブースに設置されている電子投票用端末(といってもWindows CEのようですが)を操作して投票するという仕組みです。すでに、いくつかの州では予備選挙ではすでに使われていると聞きます。
電子投票にも投票時の誤集計(投票ソフトウェアの誤動作とか)、投票後の不正行為(改ざんとか)が起こりうるわけですが、紙の投票と違って、目に見えるモノによって後から集計の間違いとかを検証できないので、検証の手段をどうやって確保するかが論点の一つになっているようです。
The Disability Lobby and Voting
↑の記事を読むと「紙に印刷して記録を残す」というやり方に視覚障害者の団体が反対しているとか書いてあって、なるほどなー、と思いました。もっとも、さらに読むと、電子投票端末のメーカーから多額の寄付をもらっていて、セキュリティーについて十分な理解がないまま、紙による記録に反対しているのではないかという指摘もされてますが。
ところで、ふと、投票率を向上させたいなら、開票作業に有権者を参加(監視じゃなくて、計数する)させたらいいんじゃないかと思ってみました。さすがにみんな自分が数えるとなれば、関心も今よりは集まるだろうし、即日開票なんて深夜までかかることもあるわけで、「投票時間が延長され職員を残業させなければならないのが頭痛い」という、ふと考えると本末転倒みたいな泣き言をいっている自治体にとっては、少しでも人手の確保につながるかもしれません。それに、ちょっとしたお祭りみたいな感じにもなるし。
投票率が低いのは、政治に関心がないからということももちろんあるだろうけど、投票ということに現実感を感じてないからもあるんじゃないかなあと思います。こういう形でリアリティーを回復することから始めないといけないんじゃないかなあと。
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