2009.10.17

ビット演算(OR)

ビット単位でフラグを立てるというやり方で集計したデータを、別のデータと集約しようとして、ビット演算を使おうとしたらExcelにもNumberにもそういう関数がないことを最近知ったわたくし。「ビット演算」という考え方は、どうやら一部の人にしか需要のないモノなのですね。

学生の時以来、Excelでできなきゃawkでやる、というのがモットーなのですが、Mac OS Xのawkにはビット演算関数がないらしいので、よせばいいのにOR演算のための関数とか書いてしまいました。

function bit_or ( x, y ) {
l = x > y ? x : y
i = 0
while ( 2 ^ i <= l ) {
b_x[ i ] = int( x * 2 ^ -i ) % 2
b_y[ i ] = int( y * 2 ^ -i ) % 2
i++
}
j=0
while ( j < i ) {
v += ( b_x[ j ] || b_y[ j ] ) * 2 ^ j
j++
}
return v
}

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2009.03.14

カクテー申告

遅ればせながら、カクテー申告をしようとして、国税庁の「確定申告書作成コーナー」で申告書データを作成しました。昨年に引き続き今年も電子申請するか、と思ったところ、公的個人認証のパスワードがどれだか分からなくなってしまったことに気づきました。確か最初に区役所で設定したときは、数字かアルファベットの「大文字」しか使えないというのにあきれたことがあったので、確かいつも使うあのパスワードのバリエーションだったはず。でも、その後確か自宅で変更したよなあと思って、何度かやり直しているうちに、どうやらパスワードロックがかかってしまいました。

公的個人認証サービスポータルサイトによると、「パスワードを5回連続で間違って入力した場合、パスワードロックがかかってしまいます。発行を受けた市区町村窓口にてパスワードのロック解除とともに、パスワード初期化申請をし、パスワードの再設定を行います。(注)パスワードのロック解除をする場合は、顔写真付き公的証明書による本人確認が必要となります。詳しくは市区町村窓口にお問い合わせください。」とのことで、どうなるわたくしのカクテー申告?!

大体、世の中パスワードとか暗証番号とかが多すぎます。昨日も運転免許の更新に行ったら、4桁の暗証番号を二つ設定してくれと言われました。そう言えば免許証もICチップ埋め込み型になったそうで、本籍は券面に記載せず、ICチップ内に格納されることになったのだとか(でも、後でICチップの内容を自分で確認したら、現住所はICチップ内には入れないことになっているんだとか。なんだそりゃ)。

暗証番号やらパスワードやらを設定する場合には、大抵、他のサービスとは別のものを使うように言われます。そうすることで、システム提供側は免責を得ようとしているのだろうけれど、これだけパスワードや暗証番号が必要なシステムが世の中に溢れてくるとなると、正直言って普通の努力で暗証番号やパスワードを管理することは無理。したがって、他システムと異なるパスワードや暗証番号を設定させなければセキュリティが守れないシステムを提供しているということの責任が問われるべきなのではないでしょうか。っていうか、これだけたくさんの組み合わせのユーザー名とパスワード(やら暗証番号)が世の中に溢れている今、システム提供側は本当にユーザーが管理できると思っているのか?

さて、肝心のカクテー申告書。仕方ないので、印刷して、散歩ついでに近所にある所轄の税務署まで行って時間外ポストに投函してきます……こういう手段が取れるようになっているのも、まあ一種の危機管理対策、かな。

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2008.12.05

『12人の怒れる男』に思う日本の裁判員制度

この間、パリから成田に帰ってくる飛行機の中でニキータ・ミハルコフの『12人の怒れる男』(シドニー・ルメットの『十二人の怒れる男』のリメイク、らしい)を観ました。ミハルコフの映画を観たのは多分『シベリアの理髪師』以来。あの時は、ミハルコフの映画(というか、旧ソ連の映画監督の映画)も随分と今風になってしまったなあと、ちょっと寂しい気がしたものです。今はなき千石の三百人劇場でかかっていたのを観たのですが、この間跡地の前を通ったら、もうマンションが出来かかってました。

さて、この映画、陪審員制度を扱っているわけですが、ときに、裁判員制度って穿った言い方をすれば要するに裁判官だけじゃ見識が足りなくて妥当な判決ができないから、民間の力を強制的に徴用しようって制度です。現代日本の法秩序の中で本人の意思に反して何かを強要するって制度はシロート的には土地の収用ぐらいしか思いつきません。犯罪捜査や裁判の結果として発生するものとか、納税のように国民の義務として定められているものは当然別としても。

改めてこう考えると裁判員制度っていうのは相当抵抗も感じるわけですが、まあ強い信念をもってやってみようと主張する人がいる以上、それにお付き合いしてみて実際どうなるかを見てもいいのかと思って納得しようとしています。

それより、役所が民間人を徴用する制度を導入するんだったら、逆に民間が役所の人材を格安に拝借できるような制度もあるべきなのではないかと思う今日この頃。裁判員になると日当が1万円ぐらい出るらしいので、それと同じ条件で一般職の公務員の人を抽選で年間1,000人ぐらい選んで希望する民間の事業所に短期派遣してもらう……とか。

kk

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2007.03.25

PASMOを(まだ)使わない六つの、もとい、七つの理由

わたくし、通勤には東京メトロを使ってます。自宅最寄り駅から、職場の最寄り駅までずっと地下です。外の景色が見えなくて息苦しかったり、駅と駅の間で携帯が入らないといったことを気にする向きもあるのでしょうが、息苦しさは慣れましたし、携帯も電車の中では使いません。むしろ、駅も地下なので、電車を待っている間に風雨にさらされることないのが気に入ってます。大雨や猛暑の日とか、真冬の木枯らしが吹きさらす日に地上駅で電車を待つと思うとぞっとします。実際、たまにそうせざるを得ないときはとてもうんざりします。

それはそうと、3月18日に始まったPASMO、わたくしまだ使ってません。なぜかというと……

  • 携帯で使えない。
    モバイルSuicaを使っているわたくしとしては、是非携帯のICカード内にPASMOを入れたいところなのですが、それは当分先の模様。かといって、携帯SuicaとPASMO定期の二つを併用するというのは、乗り継ぎすることを考えると意味がなさそうです。定期券区間外で乗って、定期券区間内で降りる、なんてとき、磁気券なら定期とパスネットの2枚入れというのが可能ですが、携帯Suicaで乗って、PASMO定期で降りるってのはできないとのこと。だったらと、PASMO定期側にチャージして、それで乗っちゃうと、わざわざVIEWカードまで作って使えるようにした携帯Suicaがいらなくなっちゃうし。こちらを立てればあちらが立たず、みたいな典型です。
  • 利用履歴が確認できない。
    これも専用のリーダを買ったり、駅に行ったりすればいいのかもしれません。でも、専用モノは世の常としてMacintoshだと使えことが多いし、駅に行って確認するのもメンドくさい。携帯Suicaのよいところは、読み取り・書き込みのための装置とICカードが一体化してるところなので、それに慣れてしまうと、今さらブラックボックスのICカードってどうなのかと思う。オートチャージはその問題の一部を解決するものでしょうが、そもそも、財布に空いた穴からお金が漏れていく、みたいな使い方にみんな慣れてしまっていいんですか?
  • ICカードをあまり増やしたくない。
    すでにANAとJALのマイレージカードがICカードだし、携帯Suica用に作ったクレジットカードもあるし。別のクレジットカードにもICカード入ってるし。住基ネットカードもICカードだし。ICカードは重ねてタッチするとエラーになりますが、携帯ICカードのエラいところは、複数のカードを重ねてタッチしているようなものなのに、その場に応じたカードとして認識されること。これって、携帯PASMOが出来たらどうなるのでしょう。SuicaとPASMOのどっちを優先させることになるのか、それとも排他的に片方しか登録できないようになっちゃうのかな。
  • あのロボットのキャラクターが可愛くない。
  • 開始当日、定期を切り替えようとしたが、あまりの行列の長さにウンザリして諦めた(それで今日に至る)。
  • この際だから、磁気定期券が廃止されるまで粘ってみようと思い始めた。
  • JR西日本でも使えない(らしい)。

最後のほうは言いがかりみたいなもんですね。

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2007.03.17

プロの技

六本木の芋洗坂を下り、途中の路地を入ってすぐのところに、「味覺」という天ぷらの店がある。その路地をもう少し行くと、母方の菩提寺があるので、その店のことが墓参の時にいつも気になっていた。そこに、ふと思い立ってこの間入ってみた。実は、店先の雰囲気からその店はあまり繁盛していないようだとわたくしは勝手に想像していた。だから、そんな店があの界隈で続けていけるというのはどういうことなのだろうかという興味があって、それでの店に入ってみようと思ったわけだ。

ところが、わたくしが行ったその日は、昼時のピークをちょっと過ぎたあたりだったにもかかわらず、しかも入れ替わり客がやってきて、店内は「ほぼ」満席。「ほぼ」というのは、客がひっきりなしに入る割には、どこかしら席が空いていて、たまたまなのかもしれないが、すぐに座れないということがなかったからだ。そもそも空きを待つ人の列ができるほどなら、わたくしが「あまり繁盛していない」などという失礼な想像をすることもなかったに違いない。

この「ほぼ」満席というのは、わたくし的には重要なポイントで、行列ができるほど客が入ると、行きたいときに行けないし、席が空きすぎている店は味か値段のどちらかに問題があるということなので、わざわざ行こうという気にならない。それに比べると、「ほぼ」満席というのは、味と値段、それから人気が程よく釣り合っているということだ。

店に入り、カウンター席で注文ができるのを待っている間、天ぷらを揚げている店主の姿が目に入るとなく入ってきた。そして気がつくと、店主の手際の良さにしばらく見とれていた。長年天ぷらを揚げているから当然なのかもしれないが、やはり何であれ長く続けることでしか培われない技や芸に接するのは気分がいい。自分ができないことを事もなげにやってみせたり、自分が知らないことを知っていたり、自分にはできない気遣いがあったり、そういうことの積み重ねからプロや専門家に対する安心感や信頼感が生まれるのだと思う。

実は、職人技とか職人芸というものとは無縁に見える仕事をしている場合でも、自分にしかできないこと、自分しか知らないこと、自分しか気づかないこと、というのはあるはずで、そういう意味ではわたくしたちは皆プロであり、専門家であるはずだ。自分の姿が人にどう見られているか、ということに常に敏感でいたいものだ。

店の感じも、天ぷらの味も、値段も程よく釣り合っていたのだが、そこはさすが「ほぼ」満席の店。こんなことを考えてもまだ暇があるぐらい注文の品が出てくるまでに時間がかかってしまった。まあ、それも揚げたての天ぷらを出す以上しかたのないことで、そういうのも含めてよい店だったということか。

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2006.06.01

民間委託の余波

昼食に西麻布の「三河屋」というトンカツ屋さんに行きました。ここはいつ行っても混んでいるのですが、今日は12時ちょうどぐらいだったと言うのに、店の奥に二つある4人掛けのテーブルに1人しか先客がいなかったのです(この店を知ってる人なら、昼時に行ってすぐ座れるというのがどれ程嬉しいことか想像つくでしょう)。

おかげで、わたくしたちは店についてすぐ座れたわけですが、一体どうしたことだろうと思って聞いてみると、今日から導入された駐車監視員制度を警戒して、今まで車で来ていたお客さんが来てないんじゃないかとの店主の弁。なんだか民間委託にはこんな余波もあったのかと思うわけですが、ってことは、全国の「国道沿いのラーメン屋」みたいな店は軒並み打撃を受けてるってことなのかもしれません。

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2006.05.15

口座取引処理における障害に関するお詫び

今日家に帰ったらC銀行から郵便物が届いてました。毎月のステートメントの時期じゃないし、もしかしてしばらく前に依頼して完了したはずの小切手の取り立てで問題でもあったか(そんなわけない)、などとプチ不安な気持ちを抱きながら封筒を開けると、標題の通りのお詫び状でした。ひと安心。

新聞やC銀行のホームページでも詳細が報告されている通り、この障害はゴールデン・ウィークの後半に行なわれたC銀行の口座取引で、誤った入出金処理あった(取引が二重に処理されたとか、実行されたはずの取引が確認できなかったとか)というものです。大胆に例えるなら2002年4月のみずほ銀行のシステム・トラブルみたいなものだったのかもしれません。

お詫び状によれば、今回の不具合は、取引情報を処理するプログラムの変更をした際に生じたものなのだそうです。でも、ゴールデン・ウィークといえば、急に円高が進んだ(というか、ドル安が進んだ)時期でもありまして、連休明けに新聞でC銀行の障害の記事を見たときに、「あー、そんなことあったんだ。やっぱり、連休中みんな一気にドル買いに走ってシステムに負荷がかかりすぎたのかな」などと思ったものですが、真相はどうだったのでしょう。

なんて言ってるわたくしも、結局ドル買いはしなかったものの、連休中に円相場はちょくちょく気にしたからこそ、こんな感想をもってるわけですけど。ちなみにさっき見たら、1ドル、111.10円でした。

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2006.01.17

向き、不向き

突然ファッション業界の話。

しばらく前からセレクトショップ御三家(シップス、ユナイテッドアローズ、ビームス)のうち、ユナイテッドアローズが一人勝ちしてるっぽいなーと思ってました。ショップに並んでいる品物と自分の好みとがそこそこ一致するのがユナイテッドアローズだったから特にそう感じたということもあるでしょうが、路面店とか見てもやっぱりユナイテッドアローズは元気があるように見えていたのです。

……で、この間、はっと気付いてユナイテッドアローズの株価を調べてみたら、この1年で2倍以上になってるじゃありませんか。逃がした魚だから大きく思えるということもあるでしょうが、まあ、自分は株式投資には向いてなさそうだと感じる今日この頃なのでした。

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2005.09.12

センキョ

知り合い、というか職場の同僚がITmediaで「情報政策ブログ」なるものを始めたようなので、トラックバックがてら反応してみることに。

前々回の総選挙の前ぐらいだったと思うけど、電車に乗っていたときのこと。わたくしとそれほど変わらない年齢、あるいはもう少し若い感じの勤め人風の2人連れが選挙について話してました。曰く「おれ、投票って一度も行ったことないよ」。個人的には投票に行くか行かないかは、最終的には個人の選択のことなので、そういう人がいるのはまあ仕方ないし、どこぞの国のように投票を義務化すべきとも思いません。でも、「投票に行かない」とか、ましてや「行ったことがない」というのは、少なくと社会人としては恥ずかしいことなので、少なくとも公衆の面前で口にしてほしくないなあ……と常々考えていたのだが、職場にもそういう人がいたらしく、かなりショック。

投票をしない理由に「票を入れたい候補者がいない」とかっていうのが言われることがあるけど、そりゃそうだ。そんな自分の都合にあわせた主張をしてくれる候補者なんているはずないんだし。企業の株主総会は近年盛り上がってるらしいけど、言わば選挙は社会の「株主総会」なんだから。

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2005.06.20

ナイジェリア・レターをもらってしまう

職場のメールボックスを見ると、ナイジェリアの切手(と思われる切手)が貼られた手紙が来ているではないですか。最近、海外の人を日本の会議に招待する仕事をやっていたので、その中の誰かが送ってくれたものかと一瞬思うものの、ナイジェリアからの参加者はいなかったので、そういう手紙ではないはずのことに気付きました。……ってことは、あれか。

nigerianと思い、手紙を開封してみると、やっぱりあれでした。ナイジェリア・レターでした。

今までメールのものはそれこそいちいち数えてらんないぐらいたくさん受け取ってますが、郵便できたのは確かこれが初めて(しかも同時に2通来た)。わくわくしながら内容を読んでみれば、現地の銀行職員を称する人物が、誰も忘れてしまった休眠口座に残っている3,200万ドルをこっそり現金化して着服したいから手を貸してくれと依頼する内容。

無地の白い紙にインクジェット・プリンターで印刷して、最後にちょこちょこっとサイン(らしきもの)をした程度の体裁で、内容的にも緻密さに欠けるお粗末なもの。しかも、「口座の最初の持ち主が日本人だった」などという「そんなやつおらんやろぉ」な内容でした。しかも、この手の詐欺レターが人の善意に訴えるものが多い中、この手紙で依頼されているのは、明らかに業務上横領の共犯だし。

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2005.03.31

コジンジョーホーホゴ

最近、行く先々で「個人情報保護に関する同意書」なるものへの署名(と場合によっては捺印)を求められます。曰く、「わたくしは〜の目的で個人情報が使われることに同意します」、と。

でも、これって、利用者には選択の余地がないわけなので、利用者に同意書を書かせるよりも、事業者に誓約書を出させるほうが理にかなうのではないでしょうか。「当社では〜の目的以外にあなた様の個人情報を使わないことを誓います」って。あるいは、利用者と事業者連名による合意書にするとか。

いろいろと経緯があるのでしょうが、どうして利用者側の同意書になったのか、ふと疑問。

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2005.03.16

お笑い電子申請

最近、電子申請を受け付けるお役所が多くなってますが、その実態は「Word申請」あるいは「PDF申請」みたいなことになっていることがあります。以前、研究助成の申請を文部科学省系の団体宛に行なったときがまさにそれで、実は電子申請初体験だったこともあり、ショックだったというか、お寒い気がしたことを思い出します。

電子申請というからには、申請内容はすべてスキーマ・ベースになっているものかと思いきや、スキーマ・ベースで入力できるのは、申請者の所属とか名前とか、タイトルとか、そういうことだけで、申請内容本体はフリーテキストだったのです。まあ、フリーテキストでないと、逆に申請書が書きづらくてしょうがないという向きもあるでしょうから、この辺が妥協のしどころかなと思いますが、マークアップ言語が今の仕事をすることになったきっかけだったわたくしとしてはさびしい限り。もちろん、電子証明書を使ってネットワークで申請書を送付できることの意味は少なくないですが、電子申請というごっつい名前にはマッチしてないなあと思います。

ところで、電子申請書に必要な証明書は印鑑と同じものです。ところが、それを使う担当者にそのような理解がまったく欠けていて、本来なら組織内での決裁を経て電子申請書を利用して書類の提出を行なわなければならないにも関わらず、勝手に証明書を使って申請書を出してしまうケースがあるようです。というか、わたくしの身近でそういうことが起きていたことが判明しました。例えるなら、公印を持ち出して勝手にハンコついて、書類を送ってしまったことになるわけなんだけど、当人には申請のときにその辺りを確認してくれと言った気がするんだけどなあ。トホホ。

とか、考えていたら、勤務先の「アカウント申請書」(ネットワークのアカウントとかお願いするときの書類)なるものも、なんか不思議なことになりました。今まで手書きでチェック項目に書き入れていた×印が、マクロで入力できるようになりました(ので、今後は手書きせず、印刷したものを提出してください)とのこと。

それって結局印刷して押印して提出するわけだから、作業の過程で入力しなおしたときに、うっかり誤入力するとかいうリスクは全然減ってないんですけど。そういうプロセスの問題に気付いて欲しいから、わたくしこの書類はいつも手書きで出してたんですが、その思いは伝わらず、違う方向に話が行ってしまった様子です。そんなマクロ作るのにかけた時間がもったいない。

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2005.02.24

Amazon.com年間定額配送サービス

久し振りに本を探しにamazon.com(amazon.co.jpじゃなくて)をのぞいたら、Amazon Primeとかいう新サービスが紹介されてました。なんでも、"all-you-can-eat" express shippingとか。79ドルの会費を払うと、通常9ドル48セントのtwo-day shipping配送料が無料になる(9回使えば元がとれる)とか。よく読む前は、一瞬「え、買い放題のサービスか?」と思いましたが、そんな都合のいい話はないですね。

これは流通サービスが充実してる日本では成立しない付加価値サービスかなとも思ったり。だって、ほっといても日本のamazonなら翌日配送だし。むしろ、家人も昼間勤めに出ている我が家では、その週に届く荷物を保管しておいてくれて、週末にどさっとまとめて届けてくれるサービスとかあったほうが嬉しいかも。

ところで、amazon.comまで行って探そうとしていたのは、The Printed Bengali Characterという本だったのですが、その本そのものは見当たらず、似た書名のThe Printed Bengali Character and Its Revolution(増補改訂みたいなものか)の中古本だけがオーダー可能になっていました。でも、以前、やはりかなりマイナーな書籍を中古本で購入して、図書館の分類ラベルとか貸し出し欄とかそのままの状態のもの(つまり、図書館の廃棄処分モノ。あるいは、まさかと思うが盗難本)が届いて驚いたことがあったので、今回はやめました。

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2004.12.30

天職

ようやく今日になって、王女様の婚約が正式に発表されましたが、共和主義者のわたくしとしては、王様一家と親戚筋になる都庁職員の旦那さんには、旧明香宮邸である東京都庭園美術館の館長さんがふさわしいのではないかと思う今日この頃……

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2004.12.29

ブロードバンド君のその後

以前紹介したアメリカ連邦通信委員会(FCC)のブロードバンド君ですが、その後、藤子プロがFCCに対して警告をしていた。申し入れをしてからひと月過ぎても返事がないとか。ひでー話だ。

ちなみにFCCは「委員会」と呼ばれているものの、位置づけとしては省庁に準じ、委員長は閣僚扱いです(委員長はパウエル国務長官の息子さん)。日本で言うなら総務省の子ども向けサイトで、ねずみとあひるのキャラクターを使うようなものです。

【追記】ちなみに、わたくしが最初にブロードバンド君の存在に気づいたのは今年の9月12日でした。当時、FCCのサイトを頻繁にチェックする必要があったので、数日のずれはあるにしても、大体この頃に登場したのではないかと思います。そういうわけで、少なくとも3か月半の間、掲載されていることになりますが、この間の著作権使用料とか計算したら面白いかもね。

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2004.12.20

登録会員の特典

itmedia-premium無料サービスで登録会員と非登録会員をどうやって「差別化」するのかというのは、結構難しい問題じゃないかと思うのですが、なるほど、こういうのもありなのですね。このサイト(ITmediaニュース)では、登録会員になると印刷用表示に切り替えることができるようになっていたのに(今ごろ)気づきました。これなら登録したくなるかも。

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2004.10.18

へー、これもWindowsなんだ。

今朝方、珍しく六本木ヒルズの「メトロハット」を通って職場まで行く途中、メトロハット内部の巨大スクリーン(普段は広告映像を流したり、イベント情報を表示したりしている)が、

roppongi-wins.jpg

↑こんな状態になってました。

以前、初めて中国に行ったとき、北京の首都空港のイミグレーションの電光掲示板もこんな状態になっていたことがあったけど、こういう場所に設置するんだからエラーメッセージにも気を使った方がいいと思います(結構なお金を使ってるはずなんだからさ)。エラーメッセージが出せるぐらいの元気は残ってるんだし、「しばらくお待ちください」とか「ただ今、調整中です」とかってごまかしてほしいよなあ。

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2004.09.16

続報: 転送電話にメーワクしてます

総務省の「電気通信消費者相談センター」に電話してみました。

「一応何ができるか調べてみますが、間違い電話をかけてきた人の番号が分かるのだから、その人に電話をして携帯の持ち主に転送を直してもらうのが早いと思います」とのこと。

まあ、そりゃそうなんだけど、このご時世、自分から提供する情報は最低限にして、可能であれば第三者を介し、自分の情報が直接相手に伝わらないようにするというセンスが大事なんじゃないかと思います(拙稿「自分の情報をコントロールする」なども参考に)。知らない人の番号に電話をかけることが、どれぐらい厄介なことになるかどうかも考慮してみたほうがいいんじゃないのか。

後日談。結局、電気通信消費者相談センターからは「解決策なし」との回答。事業者のサービスによって迷惑を受けている第三者がいるのに何もしない由。へー。

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2004.09.15

転送電話にメーワクしてます

3か月ぐらい前に新しい電話番号に変えた途端、急に間違い電話が増えました。前の番号は結婚前から使っていたので、6年ぐらい使っていたことになるのですが、間違い電話は使い始めの頃を除けば年に数回程度でした。ところが、このひと月ぐらい、間違い電話が一日数回、間違い留守電が週に数回、おまけに間違いファックスまで入ってくる始末。しかも、いつも「Nさん?」と同じ人宛なのです。間違い留守電と間違いファックスから想像するに、どうやら、うちで使っている番号は、以前、とある宗教団体の会員さんが使っていたものらしい。しかもその人物、地域のとりまとめ役だったと見えて、連絡事項が本当に多いのです(どこぞの政党に売れないかと冗談まじりにでも思う)。

最初は間違い電話がかかってくるたびに、「いい加減、番号変わったことに気づけよ」と思ってたのですが、いくら何でもヘンだと思ったので、ふとした機会に、間違い電話の主から事情を聞いてみました。すると、あることが分かりました。間違い電話を書けてくる人は、うちの番号にかけたわけではないらしいのです。彼らはNさんの携帯の番号にかけたところ「転送します」という案内メッセージの後、うちの番号にまわされてしまったようなのです。この間なんて、Nさんからの電話を取り損ねたご婦人が(多分)Nさんの携帯に書け直したつもりなのに、うちに転送されてしまった、なんてこともありました。しかも、2回も続けて。2回目はさすがに相手もバツが悪そうでした(というか、気味悪かったんじゃないかな)。

ことの原因はNさんが間違って転送先の番号をわたくしが現在使っている番号に設定してしまったことなので、Nさんに転送先を直してもらえばそれで話は終わるのですが、Nさんに連絡を取って、転送を解除してもらおうにも連絡先は分かりません。大体、Nさんも、Nさんに電話をかけてくる人も、わたくしの知り合いではありません。

着信記録には、元の発信番号(つまり、間違い電話の主の番号)が残るので、そこから間違い電話の主に連絡をとって、その人からNさんに連絡してもらうのがよさそうな気もするのですが、知らない人に着信履歴から電話するのも気味悪がられそうで気が引けます(しかも、とある宗教団体の会員さんときた)。

とりあえず携帯電話各社に(Nさんの携帯がどこのものか分からないので全社に)問い合わせて、うちの番号に転送を設定している人に対して「あんたの転送先、間違ってるらしいよ」と通知してもらうことは可能かと尋ねても、「お客様のプライバシーに関わることなので、どのお客様がどの番号に転送を設定しているかということを調べることはできません」の一点張り(まあ、そうだろうけど)。固定電話の会社に連絡しても、間違い電話がかかってきた機会に、「間違い電話の主に対してNさんに転送を解除してもらうように伝えてくれるようにお願いしてみる」ぐらいしか、解決策が思いつかないとか。

しかたないので、間違い電話の件は、これまでにかかってきた間違い電話の主の番号を電話機の設定で無視することにしてやりすごそうと思っているものの、こういうトラブルが事実として発生しているのに、事業者が何もできない(というか、しない)というのは、どこか間違ってないか? 少なくと二人はメーワクな転送電話で困ってる人間がいるわけなんだからさ。

でも、事業者の管理の抜け道があるってことは、転送の仕組みって、何かに悪用できちゃうんじゃないか。って、誰か、もうしてたりして。

それから、余計なお世話だけど、携帯電話のK社のオペレーターは、「それではお客様がお使いの(携帯電話の)番号を教えてください」って聞いてきました。N社のオペレーターは、「おたくの転送サービスでは転送される時には案内が流れるんですか?」って聞いたら、「『ガイダンス』でございますね」ってガイダンスの全文を読み上げてくれました(そんなの聞いてない)。どっちも全く当を得ない対応で力が抜けました。電話窓口なんて一部の例外を除いてこんなもんですが。

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2004.06.12

今にして思うブロードバンド難民

最近引っ越しするまですんでいた賃貸マンションの家主さんは、近所でも評判の難しい人だったようで、あらゆるブロードバンド・サービスの営業さんが撃沈していました。ちょうどADSLが急速に広まりだした2001年に、とあるマンション向けサービスに申し込もうとしたところ、営業担当の方から、こんな返事が返ってきました。

> 本日、オーナーの○×様とお会いして参りました。
> しかしながら全くお話にならず、『関係ない』『何しに来た』『絶対そんなもの許可しない』
> などと矢継ぎ早にまくしたてられ恫喝されてしまいました。
> 当社のシステムを説明しようとも全く話す機会を与えられず
> あまり、執拗にねばって逆に○×様にご迷惑をおかけするのは本意ではないので
> 本日は残念ながら退散して参りました。
> いいお返事ができず誠に申し訳ございません。
> しかしながら今しばらく交渉についてお待ち頂けないでしょうか、
> 自分自身あきらめずもう少し足を運んでみようかと考えております。
> 今後ともよろしくお願いいたします。

こんなオーナーは、さすがに例外的だろうと期待したいところですが、ここまでヒドくはないとしても、オーナーの無理解や非協力的態度でブロードバンドサービスが入れられないという人も少なくなかったのではないかと想像します。

もちろん、ADSLには何の問題もなく入れたわけですが、そのころのADSLは8Mbpsが最速だったし、そもそもブロードバンド時代にまでNTTの設備にべったり依存するというのもどうかと思い、ケーブルテレビやその他のサービスを色々物色した挙げ句、スピードネットに加入した次第です。スピードネットは、最寄りの基地局と、ベランダなどに置いた加入者宅無線機との間をIEEE 802.11b/gの無線LANと同じ2.5GHz帯の電波を使って接続するサービスですが、共用部分に機器設置などの工事が必要ないので、当時は、わたくしのようなブロードバンド難民には「救世主」に見えたものでした。

スピードネット自体は、予想を凌ぐADSLの高速化もあって、加入者が計画通り増加しませんでした。当初参加していたソフトバンクとマイクロソフトが資本を引き上げ、100パーセント東京電力の子会社になりますが、結局親会社の東京電力に吸収され、現在では東京電力が提供するスピードネットというブランドのサービスとして提供されています。しかも、無線だけじゃなくて、東京電力の光アクセスサービスも売るようになっているので、経緯を知らない人にはワケが分からないことになってます。

ところで、件のオーナーさん、数年前に亡くなったようで、それまではケーブルテレビすら入れなかったのですが、この物件、ようやくJ-COMが入りました(それまではケーブルテレビにも入れなかった)。J-COMにはインターネット接続サービスもありますが、J-COMは結構最近まで複数台接続を禁じていたり、どうも放送屋のサービスという感じが強い(しかも、その頃の記述がまだウェブには残ってる)のがどうも嫌で、導入する気にはなれなかったのです。そういうワケの分からないわがままを言うのが悪いんですね。はい。

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2004.05.31

番号ポータビリティー、やめました

わたくし、しばらく前からケーブルテレビ事業者(JCOM)がやっているケーブル電話を使っているのですが、電話番号はそれ以前にNTT東日本の電話を使っていたときのものと同じ番号を使っています。世に言う「番号ポータビリティー」というやつ。

ところで、最近新しい住まい(といっても道を挟んで向かい側の同じ町内。っていうか、窓から見える)に引っ越しをすることになって、ガス、水道、電気などいろいろと引っ越しに伴なう手続きをしたのですが、当然、電話も移設ということになりました。IP電話のご時世、解約しなかっただけ良心的か。

ところが、今の電話番号のまま新しい住まいでJCOM電話を利用しようとしたところ、いったん休止中のNTTの契約を再開して、一週間経った後にJCOM電話にもう一度入り直してくれとのこと。

しかも、NTTの電話を再開するのに、多分2,000円ぐらい、また休止するために再び2,000円ぐらいかかります。それから番号ポータビリティーの事務手数料のために2,000円ぐらいが必要です。あと、番号ポータビリティーを一時的にやめることになるので、その作業費用として2,300円が必要ということなので、税金とか考えると都合8,500円ぐらいは必要という計算に。今の電話番号は一の位が0なので、キリのいい数字ではあるのですが、そこまでして維持すべき番号かなあと、アホくさく思えてきたので、結局(家人には嫌な顔をされたけど)番号ポータビリティーはあきらめました。

最初にNTT電話を利用していた頃も含めて手続きの流れを示すと、こんな感じでしょうか。

スタート
  ↓
  ↓(NTT電話利用中)
  ↓
  MDF切り替え、JCOM電話利用開始(工事費)
    ↓
    番号ポータビリティーの設定(2,000円)、NTT電話休止(2,000円)
      ↓
      ↓(JCOM電話利用中)
      ↓
      番号ポータビリティー廃止(2,300円)
        ↓
        JCOM電話取り外し(2,000円)
          ↓
          ↓(引っ越し)
          ↓
          休止したNTT電話を昔の電話番号で再開(多分2,000円ぐらい)
            ↓
            MDF切り替え、JCOM電話利用再開(取り付け工事は無料)
              ↓
              番号ポータビリティーの設定(2,000円)、NTT電話休止(2,000円)
                ↓
                ↓(JCOM電話利用中)
                ↓

逆にJCOM電話をやめるというオプションももちろんあります。それでも、単純に月額の基本料金とオプション費用を見てもJCOMはNTT電話と比べて400円〜500円ぐらい安いし、ケーブルテレビとのセット割引もあるしということで、見事にロックインされてしまった次第です。

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2004.05.14

委任状

さっき郵便局で振り込みをしようと待っていたら、窓口にいたお客さんが局員(いや、今では社員というのかな)ともめてました。どうやら、その人は満期になった夫名義の簡易保険の保険金を夫に代わって受け取りにきたらしいのですが、本人確認の書類が不足しているため満期保険金を受け取ることができないと言われたようで、そんな経緯でもめていたようです。というのも、その人、夫からの委任状と、自分の本人確認書類はもってきていたのですが、「保険の加入者である夫の本人確認書類」をもっていなかったのです。

なるほど、口座の名義人とか保険の加入者からの委任状と、委任を受けた人の本人確認書類までは気付くけど、まさか、口座の名義人とか保険の加入者の本人確認書類がいるなんて、このやりとりを耳にするまで思いもつきませんでした。しかも、「本人確認書類」はコピー不可で、「運転免許証や健康保険証の原本」をもってきてくださいというではないですか。委任する側とされる側がお互い近くに住んでる場合ならいいけど、単身赴任とか事情があって遠くに住んでいる場合なんかは大変ですね。免許や保険証をしばらく預けるのは実生活上も困ることがあるかもしれないし、何かあったりしてもやだよなあと思います(そもそも、委任するというのは、信頼できる人に託すということなのでしょう)。

こういうときのワイルドカードとして写真つきの「住民基本台帳カード」は使えるかも、などと個人的には思ってみたりします。今のところは、大した訳にたたないし。

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2004.05.01

内閣の年金未納率もちょうど4割

最近国会議員や国務大臣の国民年金未払いが問題になってますが、あんなの「俺たちは特権階級だから、まさか国民年金の掛け金なんて払う必要がないと思ってた」って素直に白状すればいいのになー、などと思ったり。まあ、とりあえず、年金払ってなかったことが明らかになった(なりつつある)のは内閣のちょうど4割ぐらいなので、(未納率の)全国平均とは釣り合うのかもしれません。

ところで、わたくしオーストラリアに留学していた1995年に、留学先の大学でちょっとしたアルバイトをしたことがあって、(多分)強制的に年金(日本の年金制度だと厚生年金とか共済年金に相当するっぽい)に加入させられ、40ドル分ぐらいの積み立てをしました(させられました、か?)。その後帰国してしまったので、その口座に積み立て金を維持しておく意味はないのですが、面白いので今でももっています。

で、これぐらいなら、どうやら日本にも似たようなことがあるらしいのですが(と外国籍だったわたくしの大学時代の恩師は言っていた)、驚くのは、その時の口座が10年経った今でもきちんと残っていて(当たり前か)、半年ごとに年金の運用実績報告書が日本の住所に送られてくることです。帰国してしばらくはオーストラリア経済が好調だったこともあって、40ドルぐらいだった積み立て金は、配当金が加算され、いつの間にか最高60ドル近くになっていたように記憶しています。もっとも、その後は不況もあるのか運用が低調になってしまったり、積み立て金が追加されない加入者からは別途口座管理手数料を徴収することになったりしたこともあって、今では積み立て額は30ドルちょっとにまで減ってしまいましたが。

それでも、1年しか働いていない加入者に対してもこれだけしっかりと報告をしてくれるオーストラリアの年金に比べると、日本の年金制度には加入者サービスという意識が希薄。国民年金だけじゃなくて、厚生年金とか共済年金も似たようなものかなあと思います(少なくとも、半年ごとの個人別ステートメントとか見たことない)。「年金制度に不安がない」ことを強調する提灯番組より、もっと効果的で、やらなきゃいけないことがあるんじゃないのか。

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